「男の人ってよくテレビだと女装したがるじゃん。あれってやっぱりそういう趣向があるのかしら?メンズブラっておっさんがしたがるんだって。でも、気になるのはその言葉の本当の意味だ。 ――あのぉ、男の娘って何ですか? 【 To be continue 】 BACK TOP NEXT絶対宣言3~我が侭お嬢様のお気に入り~その後、産まれてきた翔太を私はひとりで育て続けていた。 大切な人との子供、私にとっては彼との絆だ。 不仲だった両親はシングルマザーの道を選んだ私を責めたけれども、出産費用の資金を援助してくれたりして不安定な生活を続ける私を支えてくれた。分かっていたけど、年上で可愛いなんて反則なんだよなぁ」 そんな風に自分を責めて反省をしているなんて私は知らない。 「ちくしょーっ。布団にみゆ先輩のいい匂いがついて眠れないじゃないか」 心配せずとも、彼もちゃんとしたお年頃の男の子なのでした。彼女は俺が触れようとすると身を引いて逃げようとする。 「だからって、こんなに早くマユに気持ちを変えてしまうなんて。ひどいです」 「変えてないって。子ども扱いしないって約束したでしょ」 どうせ、私にはメルヘンチックがお似合いです。 自分 ...
年下の恋人にバレるのが怖いんだろ。残念だがどうかな?婚約者ってのは俺たちはまだ子供で早すぎるけど。那奈姉が周囲を説得してくれているのならいずれは、って感じで。如月君はそれを恋だと言ったが、私にはどうも実感がない」 「ライオンヘッドとねぇ?」 「真心ちゃん、彼女の前でそう呼ぶのは感心しないよ」 「あ、ごめん。うむ、可愛いやつめでへへ。 つい頬が緩みそうになりつつ、ゆるやかな波に揺られている。「わ、ワシの髭がない!」 鏡を見て顔面蒼白する親父。施設には私と同じ境遇の子なんていくらでもいたもの。でも、家族愛には憧れてたなぁ。何が悲しくて妹を元カノだ、恋人だと言わなければいけない。 「妹だよ、妹。【 To be continued 】 BACK TOP NEXT大和撫子、秘心。新しくまだ完全には馴染めていないクラス。」 俺と那奈姉の幼い頃の約束。 誰がどう見ても今となっては冗談程度にしか思わないのに、周囲からも認められて引くに引けない状況で困ってるとか?」 それは、僕もずっと考えてきたことでもある。 人を好きだと言えたことがない。大好きな人の温もりに包まれて。 そして、その翌日、私と春ちゃんは――。
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