私は葵さんには童顔で可愛い皆のマスコットでいて欲しいのに」 「私も水無瀬の意見に同意ですわ。小柄で愛らしく、可愛くてこそ、私達の葵君ですもの」 可愛い、その表現が僕は嫌ではない、弄ばれるのもかまわない。「夏姫がここにいる間くらいは面倒をみてやるか」 これ以上、問題が大きく広がらないためにも逃亡と言う選択肢は排除させよう。 アイツがこれから先の事を考えるためにも、この家くらいは自由にさせる。でもね、2度目はなしよ。こういう手段を使うのは今回限りにして」 「えぇ。【 To be continued 】 BACK TOP NEXT【第7章:海と水着月城修斗】どうして、女物の水着ってただの布切れのくせにあんなに高いのだ。「だから、彼女を幸せにしてあげて。私たち、彼女の友達としてはそれだけが望みよ」 これから先の未来、俺とみゆ先輩はどういう道を進んでいくのだろうか。蒼空さん、失礼を承知で伺います。もしかして、音楽をやめたのは自分のためではなく、誰かのためなんじゃないですか?割れやすい壺とか、子供にとっては危険なものもあるし。すごく怒られたけども、抱きしめられて『無事でよかった』と心配もしてくれた」 「お父様もお母様も、 ...