お父さんって、会った事もないんだ。お母さんと二人でずっと暮らしてる。「お、俺は寝てないぞ?」 「だったら、周りの女の子達にも聞いてみるといい。「ボク?女の子なのに変わった言い方するんだ?うぅ、いいよぉ。どーせ、私には似合わないだろうし。いや、待て、誰がヘタレだそこは認めたくない。 「例えばなぁ、こんな風にいきなり、ぐいっとされたらどうよ?ただ、ふたりを見てると俺も抱きつきたくなる」 「ひゃぅ、崇弘ちゃんっ。くすぐったいよぅ。しばらくして、鏡花ちゃんが様子を見に来てくれた。 「あの、優貴さん?【 To be continue 】 BACK TOP NEXT初恋のカケラ幼い頃、私にとって結城さんはお兄ちゃんだった。」 「実はこっそり牛乳飲んでたの?うわぁ、引くわぁ」 学校帰りに俺の部屋に遊びに来ていた奈津。あとひとつアップルパイが食べれるくらいに運動でもしてきて。いいわね?あいにくと、私の部屋に変なものはないけども」 優雨の部屋か。 中学を卒業したくらいから行くことはなくなった。もう俺はひとりじゃないんだよな」 私がいる限り、祥吾ちゃんが孤独になることはない。 私にできることがあるのなら、全力で彼の支えになりた ...